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日宝綜合製本

あなたが欲しかった御朱印帳はきっとここにあります

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【天龍寺】の御朱印の頂き方!雲龍図や曹源池庭園などの見所もご紹介

TOP / ブログ / 【天龍寺】の御朱印の頂き方!雲龍図や曹源池庭園などの見所もご紹介

2026年8月3日

こんにちは!

全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!

御朱印帳づくりに携わる者として、もっと御朱印集めが楽しくなるように、訪れた寺社仏閣の魅力や、私たちが手がける御朱印帳のこともお届けしています。

今回訪れたのは、京都の嵐山エリアにある「天龍寺」。臨済宗天龍寺派の大本山で、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。

この記事では、天龍寺の御朱印のいただき方をはじめ、実際に参拝して感じた見どころや参拝のポイントについてレビューしていきます。

どうぞ最後までお付き合いください。

「覚王寶殿」の墨書きが美しい一枚【天龍寺の御朱印】のいただき方

天龍寺の御朱印は、庭園受付の近くにある売店・御朱印受付でいただくことができます。

嵐山方面の入口から参道をまっすぐ進むと、庭園受付の横に売店があります。法堂や庭園受付にも近い場所にあり、御朱印をいただく窓口は売店の一角に設けられています。下の写真では、手前側が御朱印受付、右側が売店窓口です。

御朱印の受付時間は、基本的には拝観時間とほぼ同じです。通常は午前8時30分から午後5時までですが、季節や行事、特別公開の有無によって受付終了時間が変わる場合があります。庭園や諸堂の受付は閉門の30分前までとなることもあるため、御朱印をいただきたい方は早めの参拝がおすすめです。

売店には、天龍寺のお守りや授与品がずらりと並んでいます。なかでも目を引くのが、天龍寺の顔ともいえる達磨にちなんだグッズです。

お守りも種類が多く、期間限定のものもあり、参拝後にゆっくり見て回るのも楽しみのひとつです。

受付で御朱印帳をお渡しし、御朱印をいただきました。料金は300円です。

この日は、1,000円で授与されている刺繍の御朱印もありました。そちらもかなり気になったのですが、今回はまず天龍寺の代表的な御朱印をいただくことにしました。

天龍寺で普段授与されている御朱印には、中央に「覚王寶殿」と書き入れられています。読み方は「かくおうほうでん」です。「覚王」とは、御本尊である釈迦如来を表す言葉。「寶殿」は仏さまを祀るお堂を意味するそうです。つまり、この御朱印は、天龍寺の御本尊とその祈りの場を表す一枚といえるでしょう。

墨書きの「覚王寶殿」は力強く、それでいてどこか端正な印象。嵐山を代表する名刹であり、世界遺産にも登録されている天龍寺でいただく御朱印として、非常に風格のある一枚です。

今回頂いた御朱印ですが、御朱印帳をお渡ししたので、その場ではてっきり直書きしていただいたものと思っていました。

ところが、あとから調べてみると、持参した御朱印帳にはスタンプで御朱印をいただく形とのこと。頂いた際も、実際に見返してみても、まったく気が付きませんでした。

直書きにこだわりのある方は、御朱印をいただく際に、あらかじめ確認しておくのがよさそうです。

嵐山観光とあわせて訪れやすい天龍寺ですが、境内は広く、庭園や法堂、方丈など見どころも多いお寺です。御朱印をいただく時間も含めて、ゆとりを持って参拝すると、天龍寺の魅力をよりじっくり味わえるはずです。

天龍寺は、京都・嵐山を代表する名刹であり、世界遺産にも登録されている臨済宗天龍寺派の大本山です。

寺名に「龍」の字が入っていることはもちろん、法堂の天井に描かれた「雲龍図」でも知られ、境内を歩いていると、天龍寺と龍の縁の深さを自然と感じます。庭園や諸堂を巡り、御朱印に記される「覚王寶殿」の文字をいただく時間も、嵐山参拝の大切な記憶として残したくなるものです。

そんな天龍寺の参拝に持参したいのが、龍をダイナミックにあしらった御朱印帳です。

天龍寺の参拝に持参したい御朱印帳

「飛龍柄」御朱印帳

今回ご紹介するのは、伝統素材のちりめんに、力強く舞う龍をデザインした「飛龍柄御朱印帳」です。

黒地に描かれた龍の姿は迫力があり、重厚でありながらどこかスタイリッシュ。寺名や雲龍図など、龍を印象づける天龍寺の参拝にふさわしい一冊です。

龍は古くから、天へ昇る力や水を司る神聖な存在として親しまれてきました。嵐山の自然に囲まれた天龍寺で、法堂の雲龍図や広大な庭園を拝観したあとにこの御朱印帳を開けば、参拝の印象がより鮮やかによみがえりそうです。

ちりめん素材のやわらかな素材感に龍が空を舞うかっこいい御朱印帳

表紙には、日本製の上質な二越ちりめんを使用。布地ならではのやわらかな質感がありながら、飛龍の意匠が全体を引き締め、かっこよさと和の趣を兼ね備えています。大判サイズなので御朱印をゆったりと収めやすく、透明カバー付きで持ち歩きにも安心です。

天龍寺でいただく「覚王寶殿」の御朱印を、この飛龍柄の御朱印帳に収めれば、龍に守られるような力強さと、嵐山の名刹を訪れた記憶を美しく残せるはずです。

この御朱印帳は、Amazonや楽天市場でも購入できます。天龍寺参拝のお供に、ぜひ手に取ってみてください。

Amazon
楽天市場

さて、最初に御朱印を紹介しましたが、御朱印は本来参拝を済ませてから頂くもの。
ここからは天龍寺参拝のためのアクセス方法のほか、寺院の魅力や見どころ、御朱印を頂くところまでをたっぷりとご紹介していきます!

どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください!

目次
  1. 天龍寺へのアクセスと基本情報
  2. 天龍寺のご由緒
  3. 京都・嵐山の名刹【天龍寺の見どころ】
  4. 龍の気配をまとい、天龍寺参拝の記憶を美しく残す一冊【天龍寺にぴったりの御朱印帳】
  5. ステキな御朱印帳を片手に、楽しい御朱印集めに出かけましょう!

天龍寺へのアクセスと基本情報

【天龍寺の所在地】

〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

GoogleMap >

【天龍寺の電話番号】

075-881-1235

(8:30 〜 17:00)

【天龍寺の参拝時間】

8時30分~17時 [受付終了16時50分](庭園受付・北門受付)

【天龍寺の参拝料金】

庭園(曹源池・百花苑)高校生以上:500円
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)庭園参拝料に300円追加
法堂「雲龍図」特別公開 一人500円(上記通常参拝料とは別)

【天龍寺へのアクセス(最寄り駅)】

●電車
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」 徒歩約13分。
京福電鉄 嵐山線「嵐山駅」 徒歩約1分。
阪急電車 嵐山線「嵐山駅」徒歩約15分。

●バス
京都市バス 11、28、93番で「嵐山天龍寺前 [嵐電嵐山駅] 」下車すぐ。
京都バス 61、72、83番で「京福嵐山駅前」下車すぐ。

【天龍寺の駐車場】

駐車料金 1回 1,000円(普通車100台駐車可能)
営業時間 8時30分 ~ 17時(17時に閉門)

天龍寺のご由緒

天龍寺は、京都・嵯峨嵐山に位置する臨済宗天龍寺派の大本山です。現在は世界文化遺産にも登録されており、京都を代表する禅寺として広く知られています。

天龍寺が建つ場所は、もともと嵯峨天皇の皇后・橘嘉智子が建立した禅寺「檀林寺」があった地とされています。その後、後嵯峨上皇や亀山上皇の離宮・御所が置かれた、由緒ある場所でもあったそうです。

天龍寺が創建されたのは、暦応2年(1339年)。室町幕府初代将軍・足利尊氏を開基、名僧・夢窓疎石を開山として建立されたと伝わっています。その目的は、政争の中で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うことにあったといいます。

創建にあたっては、造営資金が不足していたそうです。そこで足利直義と夢窓疎石は、元、現在の中国との貿易を再開し、その利益を寺院建立に充てたと言われています。この貿易船は「天龍寺船」と呼ばれ、天龍寺の建立を支える大きな力となったのだとか。

天龍寺は康永4年(1345年)に完成し、やがて京都五山の第一位に列せられます。広大な寺域と壮麗な伽藍を誇り、禅宗寺院として大いに隆盛したそうです。

しかし、その長い歴史の中で、天龍寺は幾度も火災や戦乱に見舞われます。室町時代の応仁の乱、そして幕末の蛤御門の変では特に大きな被害を受け、伽藍の多くが焼失してしまったといいます。応仁の乱後には豊臣秀吉の寄進を受けて復興が進められ、その後も歴代住職の尽力によって再建が重ねられました。明治以降も法堂や方丈、多宝殿などが復興され、現在の天龍寺の姿へとつながっていったと考えられています。

現在の境内は、往時の約10分の1ほどの広さになっているそうです。それでも、法堂や方丈、そして名庭・曹源池庭園を歩いていると、京都五山第一位として栄えた天龍寺の寺格を十分に感じることができます。

明治9年(1876年)には、臨済宗天龍寺派の大本山となりました。曹源池庭園は国の史跡・特別名勝第一号に指定され、平成6年(1994年)には「古都京都の文化財」のひとつとして、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。

嵐山観光の名所として多くの人が訪れる天龍寺ですが、その背景には、皇室ゆかりの地としての歴史、足利尊氏と後醍醐天皇をめぐる物語、そして度重なる焼失と復興の歩みがあります。境内を巡る際には、そうした歴史にも思いを向けながら参拝したいお寺です。

ここから「天龍寺」の参拝リポートがスタート!

京都・嵐山の名刹【天龍寺の見どころ】

京都駅からJR嵯峨野線に乗車して、「嵯峨嵐山駅」に降り立つ。嵐山といえば京都を代表する観光スポットだ。

駅のちょっとしたところにも日本の美を感じる。

今回向かうのは天龍寺。南口から出る。

南口を出たところで嵐山の周辺マップを発見。名だたるお寺や神社が目白押しだ。

駅から天龍寺までは南西に歩いて10分ほど。道中には気になる飲食店が多々あり、目を引かれる。

【総門から境内へ】嵐山のにぎわいから禅寺の参道へ

天龍寺の総門に到着する。

嵐山の中心部にあるだけあって、このあたりまで来ると観光客や修学旅行生の姿がぐっと増え、たいそうにぎわっている。京都・嵐山を代表する名刹であり、世界遺産にも登録されている天龍寺。さすがに多くの人が訪れる人気スポットである。

天龍寺の入口にあたる総門は、想像していたよりも控えめな印象。大寺院の入口というと、もっと大きな門を思い浮かべていたが、実際には落ち着いた佇まいで、門には「大本山天龍寺」と書かれた標識が掲げられている。

総門をくぐると、そこから方丈へ向かって長い参道がまっすぐ続いている。総門の南側にも境内へ入れる入口があり、こちらは人の往来に加えて、駐車場へ向かう車両の出入りも見られるようだ。

天龍寺は広大な土地と伽藍を誇る。この地図を見ると、法堂、庫裏、大方丈、曹源池庭園、百花苑など見どころが多く、想像以上に拝観に時間がかかりそうで、俄然楽しみになる。

まずは、天龍寺の中心となる方丈を目指すことにした。建物は総門から道なりにまっすぐ進んだ先にある。

参道を歩いていくと、やがて方丈の受付にあたる庫裏の大きな屋根が見えてきた。参道の行き着く先にあるのが庫裏で、ここが諸堂拝観の入口になっている。その左手、南側にあるのが本堂にあたる大方丈だ。

途中の左手には、売店と御朱印受付もある。天龍寺の御朱印はこちらでいただけるので、参拝後に立ち寄る予定だ。達磨グッズやお守りも並んでいるようで、こちらもあとでゆっくり見てみたい。

天龍寺の拝観料は、どこを拝観するかによって異なる。庭園、諸堂、法堂などで受付が分かれているため、最初に案内図や料金表を確認しておくと分かりやすい。特に注意したいのは、有名な「雲龍図」があるのは本堂や庭園ではなく、法堂であるということ。雲龍図を見たい方は、法堂の拝観も忘れずにチェックしておきたい。

まずは本堂(方丈)・庫裏から拝観する。諸堂拝観では靴を脱いで上がるため、歩きやすく脱ぎ履きしやすい靴で訪れるのがおすすめだ。

【庫裏】天龍寺の顔ともいえる達磨図に迎えられる

参道を進むと、諸堂拝観の入口となる庫裏に到着する。

天龍寺の庫裏は、明治32年(1899年)に建立された建物。庫裏は禅寺の七堂伽藍のひとつで、もともとは台所や寺務所としての役割を持つ場所である。天龍寺では、この庫裏が景観の象徴的な建物のひとつにもなっている。

特徴的なのは、切妻造の大きな屋根と、その下に広がる白壁の美しいデザインだ。白い壁面には縦横の直線や、ゆるやかな曲線を描く梁が組み合わされており、簡素でありながら力強い。禅寺らしい落ち着きと、建築としての存在感が同時に感じられる建物である。

本堂の受付前には、注意書きの看板も出ていた。どうやら有名な雲龍図を目当てに本堂を拝観しようとする人が多いようだ。雲龍図があるのは本堂ではなく法堂なので、ここは事前に確認しておきたいポイントである。

庫裏の玄関に入ると、正面で迎えてくれるのが、大きな達磨図の衝立だ。

これは元臨済宗天龍寺派管長・平田精耕老師の筆によるもので、天龍寺の象徴、まさに「天龍寺の顔」ともいえる存在である。目を見開いた達磨大師の姿は迫力満点で、玄関に入った瞬間、思わず足を止めてしまう。

達磨大師は、禅宗の開祖とされる仏教僧である。天龍寺が臨済宗の大本山であることを思うと、この達磨図に迎えられることにも深い意味があるように感じられる。

その背後には、伽藍を守護する韋駄天像も安置されている。韋駄天は、寺院や僧侶を守る存在として信仰されてきた護法神だ。天龍寺は長い歴史の中で幾度も火災に見舞われてきた寺であり、火盗双除、つまり火災や盗難を除く祈りが込められているという。

【本堂】曹源池庭園を望む大方丈と小方丈

天龍寺の本堂は、大方丈と小方丈で構成されている。大方丈は明治32年(1899年)、小方丈は大正13年(1924年)に建てられたものだ。

大方丈の御本尊は、重要文化財に指定されている釈迦如来坐像。天龍寺はこれまでに八度もの火災に見舞われているが、この釈迦如来坐像はその中をくぐり抜け、今に伝わっている。天龍寺に現存する最古の仏像とされており、長い歴史を感じさせる貴重な存在である。

本堂の西側は、天龍寺を代表する名庭「曹源池庭園」に面している。方丈から眺める庭園の景色は、やはり素晴らしい。池の水面、その向こうに広がる木々、さらに嵐山の山並みまでが一体となり、ひとつの大きな絵のように目の前に広がる。建物の中から座って眺める庭園には、歩いて見るのとはまた違った趣がある。

天龍寺といえば、この曹源池庭園を楽しみに訪れる方も多いはずだ。方丈からの眺めだけでも十分見応えがあるが、あとで実際に庭園を歩いて巡るのも楽しみになってくる。

方丈では、曽我蕭白(そがしょうはく)の「雲龍図」も見ることができる。ただし、こちらは法堂の天井画ではなく、期間限定で襖絵として展示されているものだ。

特定非営利活動法人・京都文化協会とキヤノン株式会社による「綴プロジェクト」によって制作された高精細複製品で、原本はボストン美術館に所蔵されているそうだ。

全8面にわたって描かれた龍の姿は迫力があり、複製とはいえ見応えは十分である。しかも、もともとはさらに4面分の胴体部分が存在していたともいわれている。現在見られる8面だけでも圧倒されるのに、もし残りの4面も現存していたら、どれほど力強い襖絵だったのだろうと想像してしまう。

方丈から廊下を進むと、多宝殿へ向かうことができる。小方丈の西北から上り坂に沿って屋根付きの廊下が続き、右手には祥雲閣や甘雨亭といった茶室の姿も見える。緑に囲まれた道を少しずつ上っていくと、その先に多宝殿が現れる。

【多宝殿】後醍醐天皇を祀る祠堂

多宝殿は、後醍醐天皇の尊像を祀る祠堂である。

天龍寺は、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために創建した寺。後醍醐天皇は、尊氏との戦いに敗れた後、吉野へ移り、その地で亡くなったとされる。後醍醐天皇の崩御後、尊氏は夢窓疎石を開山として、天龍寺を建立したと伝えられている。

その後醍醐天皇の尊像が祀られているのが、この多宝殿である。天龍寺という寺の成り立ちを思うと、ここはとても大切な場所だと感じられる。

現在の建物は昭和9年(1934年)に建てられたもの。後醍醐天皇の吉野行宮時代の紫宸殿の様式を伝える建物とされている。正面に拝堂を持ち、その奥にある祠堂と相の間でつながる造りで、入母屋造の屋根も美しく、品のある佇まいだ。

また、この場所は、亀山上皇が離宮を営んだ際に、後醍醐天皇が学問所とした地でもあるという。天龍寺が建つ以前から、皇室ゆかりの由緒ある場所だったことが分かる。

多宝殿の中央には後醍醐天皇の尊像が祀られ、その両側には歴代天皇の尊牌が安置されている。堂内に入ると、天龍寺が単なる嵐山の名刹というだけではなく、後醍醐天皇と足利尊氏、南北朝の歴史と深く結びついた寺であることをあらためて感じる。

ここでは、事前予約によって写経体験もできるそうだ。静かな空間で後醍醐天皇に思いを向けながら筆をとる時間は、通常の拝観とはまた違った天龍寺の味わい方になるだろう。

ここの襖絵も特徴的だ。

これは多宝殿を曹源池庭園から撮った写真。

天龍寺の参拝におすすめ!
「飛龍柄」御朱印帳

京都・嵐山を代表する名刹であり、法堂の「雲龍図」でも知られる天龍寺にぴったりの、龍をあしらった力強い一冊。黒地に舞う飛龍の姿が、天龍寺の名に宿る龍の気配や、八方睨みの龍の迫力と重なり、「覚王寶殿」の御朱印を美しく印象深く残してくれます。

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【特別名勝・曹源池庭園】嵐山を借景にした天龍寺随一の名庭

本堂をひと通り拝観したところで、建物を出て次の見どころへ。向かったのは、天龍寺を代表する庭園「曹源池庭園」である。

曹源池庭園は、天龍寺を開山した夢窓疎石が作庭したとされる名庭。約700年前の作庭当時の面影を今にとどめているといわれ、日本で最初に「史跡・特別名勝」に指定された庭園としても知られている。

庭園の受付では、本堂拝観の際に受け取ったチケットを提示する。諸堂拝観には庭園拝観も含まれているため、ここではチケットを見せるだけで入ることができた。

方丈の東側から庭園へまわると、まず枯山水の庭が目に入る。白砂と石の配置が美しく、先ほど方丈から眺めた曹源池庭園とはまた違った趣がある。

大方丈正面には「方丈」の扁額が掲げられており、これは天龍寺第8代管長・関牧翁老師の筆によるものだという。

庭園の受付近くには、「お花だより」という案内板もあった。見ごろを迎えている植物が写真付きで紹介されており、季節の花を楽しみに訪れる方にはありがたい案内である。

取材時は2026年5月末。更紗空木(サラサウツギ)や花菖蒲(ハナショウブ)などが見ごろを迎えていた。

更紗空木
更紗空木
花菖蒲
花菖蒲

【平和観音と愛の泉】3匹のカエルが見守る霊泉

庭園を歩いていると「平和観音と愛の泉」と呼ばれる場所があった。

池のそばには3匹のカエルが並び、その後ろでは平和観音が静かに見守っている。庭園の中でも少し親しみやすさを感じる一角で、思わず足を止めたくなる。

この3匹のカエルは「カエル三尊」と呼ばれているそうだ。平和観音を守護する存在とされ、カエル像の前には小さなお皿が置かれている。そこへお金を投げ入れ、見事に入ると、倍になって返ってくるともいわれているらしい。なんとも縁起のよい話である。

「愛の泉」は、地下約80メートルから湧き出る霊泉だという。この水をいただく者は「愛と幸」を受けられると伝えられ、観音菩薩の慈悲の心にちなんで「愛の泉」と呼ばれている。

天龍寺を開山した夢窓国師の母は観音菩薩を深く信仰しており、国師自身もまた観音菩薩を信仰していたとされる。そうした背景を知ると、この泉の名前にも、ただの名所以上の意味が感じられる。

山紫陽花(ヤマアジサイ)「白額(しろがく)」

【硯石】書画上達のご利益が伝わる巨大な硯

庭園を歩いていると、草花の中に大きな硯のような石が縦に置かれている。美しい庭園の中に、突然、巨大な硯が現れるので少し驚くかもしれない。高さは約2メートルもあり、なかなかの存在感がある。

これは「硯石」と呼ばれるもので、拝むと書道や書画が上達すると伝えられている。書道愛好家や学生にも人気のスポットだそうだ。

この硯石は、天龍寺の「雲龍図」と深い関わりがある。現在、法堂で見ることができる雲龍図は、平成9年(1997年)に日本画家・加山又造氏によって描かれたものだが、それ以前にも、天龍寺の法堂には雲龍図が描かれていた。

明治32年(1899年)、日本画家・鈴木松年が法堂の天井に「雲龍図」を描いたのである。その際、60人以上の修行僧が墨をすり、その墨を用いて鈴木松年が大筆で一気に勇壮な龍を描き上げたと伝えられている。

想像するだけでも迫力のある光景だ。法堂の天井に向かい、大筆を振るう画家。そのために墨をすり続ける多くの修行僧たち。天龍寺の龍が、単なる絵ではなく、多くの人の祈りと力によって生まれたものだったことが分かる。

鈴木松年の没後、臨済宗天龍寺派管長であった橋本峨山が、その功績と遺徳を偲んで建立したのが、この硯石だと伝えられている。

庭園の中に立つ大きな硯石は、天龍寺と雲龍図、そして書画に携わった人々の記憶を今に伝える存在である。龍の御朱印帳を持って天龍寺を巡る身としては、この硯石にも不思議とご縁を感じてしまう。

書道や絵をたしなむ方はもちろん、何か表現に関わる仕事をしている方なら、ぜひ手を合わせておきたい見どころである。

庭園はとにかく広い。「望京の丘」まで登るとなかなかの運動量だ。だが眺めはいい。

竹林

【曹源池】嵐山を映す天龍寺庭園の中心

曹源池庭園の中心にあるのが、その名の通り「曹源池」である。

庭園は、池のまわりを歩きながら景色を楽しむ池泉回遊式庭園。曹源池の水面を中心に、石組、木々、そして背後の山並みが重なり、天龍寺ならではの雄大な景観をつくり出している。

天龍寺の庭園が特別なのは、池そのものの美しさだけではない。嵐山や、庭園の西に位置する亀山を背景として取り込んだ借景式庭園でもあり、目の前の庭と遠くの山々が一体となって見える。自然そのものを庭の一部として取り込む、実にスケールの大きな造りである。

池には鯉が悠々と泳いでいた。水面に揺れる木々の影、その間をゆっくり進む鯉の姿を眺めていると、嵐山のにぎわいがすぐ近くにあることを忘れてしまう。

曹源池庭園は、王朝文化の優美さと、武家文化の力強さが巧みに融合した庭ともいわれている。実際に眺めていると、池の水面や植栽のやわらかな表情の中に、石組の力強さが加わり、静けさと迫力が同居しているように感じられる。

天龍寺の庭園は、四季折々の表情を楽しめることでも有名だ。春は桜、夏は青もみじ、秋は紅葉、冬は雪景色。特に秋の紅葉シーズンには、池の水面に映り込む紅葉が美しいと評判で、多くの参拝者が訪れるという。

実際に庭園を歩いていると、どの季節に来てもまったく違う表情を見せてくれそうだと感じる。方丈から眺める曹源池も素晴らしかったが、池のまわりを歩きながら見る景色はまた格別だった。

嵐山の自然を背景に、禅寺の静けさと壮大な景観を味わえる曹源池。天龍寺を訪れたなら、ここは必ず時間を取ってゆっくり歩きたい見どころである。見る場所ごとに表情が変わるので、つい立ち止まってしまう。天龍寺の曹源池庭園は、それだけ見応えのある名庭だった。

庭園をひと通りまわったころには、あっという間に1時間が経過していた!

【法堂(はっとう)】八方睨みの龍に見つめられる圧巻の雲龍図

曹源池庭園をめぐったあとは、いよいよ法堂へ向かう。目的はもちろん、天井に描かれた巨大な「雲龍図」である。天龍寺といえば、この雲龍図を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。

ただし、法堂の雲龍図は常時公開ではないので注意が必要だ。公開日は、土曜日・日曜日・祝日と、春・夏・秋の特別参拝期間。特別参拝期間中は毎日公開されている。受付は法堂のそばにあり、案内看板が目印になる。拝観料は500円。

法堂は「はっとう」と読む。禅寺において法を説くための重要なお堂で、天龍寺の法堂には、平成9年(1997年)に日本画家・加山又造画伯によって描かれた「雲龍図」がある。これは、天龍寺開山・夢窓国師650年遠諱記念事業として奉納されたものだ。

天井は縦10.6メートル、横12.6メートル。厚さ3センチの杉板159枚を張り合わせ、全面に漆を塗り、その上に白土を施したうえで、直径9メートルの二重円相の中に龍が描かれている。墨色で表された龍は、まさに天井いっぱいに躍動しており、その存在感は圧倒的だ。

この雲龍図は、「八方睨みの龍」と呼ばれている。360度どの角度から見ても、龍に見つめられているように感じることからそう呼ばれているのだという。

庭園に鎮座していた「硯石」の説明板にもあったが、法堂には元々、明治期に活躍した日本画家・鈴木松年画伯による雲龍図が描かれていたそうだ。しかし損傷が激しく、現在はその一部が保存されており、毎年2月に大方丈で一般公開されているという。

法堂の外観は落ち着いた佇まいだが、堂内に入ると空気が変わる。堂内は写真撮影およびスマートフォンの使用は禁止。靴を脱いで上がり、静かに天井を見上げる。

写真でお伝えできないのが本当に残念だが、これは筆舌に尽くしがたい迫力だった。

本堂や庭園のような広がりがある場所ではない。しかし、視界いっぱいに迫ってくる雲龍図の存在感は、間違いなく一見の価値がある。立つ位置を変えても、たしかに龍の目がこちらを追ってくるように感じる。まさに「どこから見ても龍に見つめられている」感覚。龍に見つめられたことで、なんだか背筋が伸びる。ぴりっとした空気を感じて、己の行いを今一度正そうという気持ちになる。

寺名に「龍」の字を持ち、雲龍図で知られる天龍寺。その象徴ともいえる法堂の雲龍図は、参拝の締めくくりにふさわしい、圧巻の見どころだった。

【鶴屋長生】かわいすぎるどら焼きに舌鼓

天龍寺の参拝を終えたところで、行きがけに気になっていた和菓子店「鶴屋長生」を訪ねる。

店頭に並ぶ和菓子はどれもおいしそうだ。中でも目を引かれたのが、鶴をモチーフにしたどら焼き。その名も「鶴どら」。食べるのがもったいないぐらいのかわいらしさだ。

冷たい抹茶と共にいただく。しっとり生地と優しい甘さの餡子が落ち着く。なんといっても、もちもちの鶴がおいしい。

ほっと一息つけた。嵐山エリアで一休みしたい時にぴったりだ。

《京菓匠 鶴屋長生 嵐山店の基本情報》

【京菓匠 鶴屋長生 嵐山店の所在地】

京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町4-1

GoogleMap >

【京菓匠 鶴屋長生 嵐山店の電話番号】

075-366-6470

【京菓匠 鶴屋長生 嵐山店の営業情報】

●営業時間 9:00〜17:00
●定休日 水曜日
●HP https://kyofuzei.jp/

龍の気配をまとい、天龍寺参拝の記憶を美しく残す一冊【天龍寺にぴったりの御朱印帳】

今回の天龍寺の参拝リポートはいかがでしたでしょうか。

天龍寺は、京都・嵐山を代表する名刹であり、臨済宗天龍寺派の大本山です。総門から長い参道を進むと、庫裏や大方丈、多宝殿、曹源池庭園、法堂など、見どころが次々と現れます。特に、嵐山を借景にした曹源池庭園の雄大な景色と、法堂の天井に描かれた「八方睨みの龍」は、天龍寺ならではの深い余韻を残してくれました。

そんな天龍寺の参拝にぜひ持っていきたいのが、「飛龍柄 御朱印帳」です。

天龍寺は、寺名に「龍」の字が入っていることはもちろん、法堂の「雲龍図」でも広く知られています。庭園内には、かつて法堂に雲龍図を描いた鈴木松年の功績を偲ぶ「硯石」もあり、境内を巡っていると、天龍寺と龍との縁の深さを自然と感じます。

この御朱印帳は、黒地に力強く舞う龍をあしらった、迫力ある一冊です。重厚感がありながらもスタイリッシュで、天龍寺の凛とした禅寺の空気や、法堂で見上げた雲龍図の迫力ともよく重なります。

ちりめん素材のやわらかな素材感に龍が空を舞うかっこいい御朱印帳

龍は古くから、天へ昇る力や水を司る神聖な存在として親しまれてきました。嵐山の自然に囲まれた天龍寺で、曹源池庭園の水面や山並み、そして天井いっぱいに躍動する龍を見たあとにこの御朱印帳を開けば、参拝の印象がより鮮やかによみがえりそうです。

天龍寺でいただく御朱印には、「覚王寶殿」の文字が記されます。「覚王」は御本尊である釈迦如来を、「寶殿」は仏さまを祀るお堂を表す言葉。天龍寺の御本尊と祈りの場を示す一枚を、飛龍柄の御朱印帳に収めれば、嵐山の名刹を訪れた記憶が、より力強く、美しく残るはずです。

表紙には、日本製の上質な二越ちりめんを使用。布地ならではのやわらかな質感があり、かっこよさの中にも和の趣が感じられます。大判サイズなので御朱印をゆったりと収めやすく、透明カバー付きで持ち歩きにも安心です。

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ステキな御朱印帳を片手に、楽しい御朱印集めに出かけましょう!

神社やお寺に行くたびに、その雰囲気や歴史に触れるのってワクワクしませんか?そんな旅の思い出をカタチに残せるのが御朱印です!力強い筆文字や、神社ごとに異なる印影など、御朱印の1つ1つには訪れた場所の個性やストーリーがギュッと詰め込まれています。そして、御朱印帳をパラっと開けば、訪れた際の風景や空気感が一瞬で蘇ります!

御朱印はただの記念スタンプではありません。その神社やお寺とのご縁を結ぶ大切な証。そして何より、御朱印は集める楽しさがどんどん増していくアイテムです!さらに、自分がお気に入りのデザインの御朱印帳を選べば、気分もよりアップすること間違いなし♪ 1冊、また1冊と増えていくたびに、自分だけのコレクションが増えていくのも嬉しいポイントです!

せっかく神社やお寺を巡るなら、お気に入りの御朱印帳を片手に、楽しく御朱印集めを始めてみませんか?

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まずはお気軽にお問い合わせください。
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日宝綜合製本株式会社

岡山県岡山市中区今在家197-1(各所在地を見る)

TEL:086-275-7863

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