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あなたが欲しかった御朱印帳はきっとここにあります

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京都・嵯峨野【大覚寺】の御朱印の頂き方!大沢池などの見所もご紹介

TOP / ブログ / 京都・嵯峨野【大覚寺】の御朱印の頂き方!大沢池などの見所もご紹介

2026年10月5日

こんにちは!

全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!

御朱印帳づくりに携わる者として、もっと御朱印集めが楽しくなるように、訪れた寺社仏閣の魅力や、私たちが手がける御朱印帳のこともお届けしています。

今回訪れたのは、京都の嵐山エリアにある「大覚寺」。嵯峨天皇の離宮を前身とする由緒ある門跡寺院で、正式には「旧嵯峨御所 大本山大覚寺」と呼ばれています。広々とした境内には、宸殿や正寝殿、五大堂などの堂宇が並び、東側には日本最古の人工林泉ともいわれる大沢池が広がっています。格式ある建物と、嵯峨野らしい自然の風景をあわせて楽しめるのが魅力です。

この記事では、大覚寺の御朱印のいただき方をはじめ、実際に参拝して感じた見どころや参拝のポイントについてレビューしていきます。

どうぞ最後までお付き合いください。

「五大明王」の墨書きが力強い一枚!【大覚寺の御朱印】のいただき方

大覚寺の御朱印は、お堂エリアの参拝口から入ってすぐの受付横でいただくことができます。

大覚寺では、まず受付で御朱印帳を預け、番号札を受け取ってからお堂の中を参拝する流れになります。宸殿や村雨の廊下、心経前殿、五大堂などをひと通り見てまわったあと、参拝口近くの受付に戻って御朱印帳を受け取ります。

注意したいのは、大沢池まで巡る場合です。お堂エリアを見終えた流れでそのまま池の方へ向かいたくなりますが、御朱印帳を預けている場合は、先に受け取りを忘れないようにしたいところです。大覚寺はお堂エリアと大沢池エリアに見どころが分かれているため、御朱印帳を預けるタイミングと受け取るタイミングを頭に入れておくと安心です。

大覚寺では、通常の御朱印のほか、五大明王にまつわる御朱印など、さまざまな御朱印が授与されています。公式サイトでも、頒布場所として大覚寺参拝口や五大堂などが案内されており、時期によっては限定御朱印や特別御朱印が用意されることもあります。

今回いただいたのは、中央に「五大明王」と墨書きされた御朱印です。御朱印帳に直接書き入れていただける直書きで、奉納料は500円でした。

「五大明王」とは、不動明王を中心に、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五尊を指します。大覚寺は、嵯峨天皇の離宮を前身とする格式高い門跡寺院であり、現在の本堂にあたる五大堂には、その名の通り五大明王が祀られています。

御朱印の墨書きは力強く、真言宗の大本山らしい厳かな雰囲気があります。華やかな嵐山エリアにありながら、境内に入ると御所ゆかりの品格と、密教寺院としての祈りの深さが感じられる大覚寺。その参拝の記念としていただく「五大明王」の御朱印は、大覚寺らしさがよく表れた一枚です。

大覚寺で御朱印をいただく方は、参拝口で御朱印帳を預け、お堂を拝観したあとに受け取る流れを意識しておくのがおすすめです。大沢池まで足を延ばす場合も、御朱印帳の受け取りを済ませてから向かうと、ゆっくりと境内全体を巡ることができます。

大覚寺の参拝に持参したい御朱印帳

大覚寺への参拝には、ちりめん御朱印帳「飛龍青茶柄」がおすすめです。

表紙に描かれた龍は、古くから水を司る神聖な存在として信仰されてきました。大覚寺の象徴ともいえる大沢池は、嵯峨天皇が造営した日本最古級の人工池であり、その穏やかな水景は今日まで多くの人々を魅了しています。

青色の表紙は大沢池の美しい水面を思わせ、大覚寺の静寂で雅な雰囲気ともよく調和します。龍神が守る水辺の景観と、平安の昔から受け継がれる文化を一冊に重ね合わせたようなデザインです。

この御朱印帳は、Amazonや楽天市場でも購入できます。大覚寺参拝のお供に、ぜひ手に取ってみてください。

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さて、最初に御朱印を紹介しましたが、御朱印は参拝の証としていただくもの。
ここからは大覚寺参拝のためのアクセス方法のほか、お寺の魅力や見どころ、御朱印を頂くところまでをたっぷりとご紹介していきます!

どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください!

目次
  1. 大覚寺へのアクセスと基本情報
  2. 大覚寺のご由緒
  3. お堂エリアと大沢池エリアを巡る【大覚寺の見どころ】
  4. 【大覚寺にぴったりの御朱印帳】
  5. ステキな御朱印帳を片手に、楽しい御朱印集めに出かけましょう!

大覚寺へのアクセスと基本情報

【大覚寺の所在地】

〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4

GoogleMap >

【大覚寺の電話番号】

075-871-0071

【大覚寺の参拝時間】

9時〜17時(受付は16時30分まで)

【大覚寺の参拝料金】

●お堂エリア:大人800円、小中高400円
●大沢池エリア:大人500円、小中高100円

【大覚寺へのアクセス(最寄り駅)】

●JR 京都駅から
京都駅から嵯峨嵐山駅へ

【経路】
京都駅
| JR 山陰本線(各停亀岡行き)
嵯峨嵐山駅

【所要時間/距離】
約16分 ※快速の場合約11分

●嵐電 四条大宮駅から
四条大宮駅から嵐山駅へ

【経路】
四条大宮駅
| 京福電気鉄道(嵐電) 嵐山本線
嵐山駅

【所要時間/距離】
約24分

●嵐電 北野白梅町駅から
北野白梅町駅から嵐山駅へ

【経路】
北野白梅町駅
| 京福電気鉄道(嵐電) 北野線
帷子ノ辻駅
| 京福電気鉄道(嵐電) 嵐山本線
嵐山駅(京福線)

【所要時間/距離】
約24分

【大覚寺の駐車場】

大覚寺すぐ南側には、参拝者用の駐車場が用意されています。自家用車は約30台駐車可能。駐車料金は2時間500円となっており、車で参拝する場合はこちらを利用すると便利です。

ただし、駐車台数には限りがあるため、参拝者の多い時間帯や観光シーズンには満車になる場合があります。満車の際は、周辺の有料駐車場を利用することになります。嵐山エリアは観光客も多いため、車で訪れる場合は時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。

GoogleMap >

大覚寺のご由緒

大覚寺は、京都・嵯峨野にある真言宗大覚寺派の大本山です。

その歴史は平安時代初期までさかのぼります。もともとは、嵯峨天皇が建立した離宮「嵯峨院」を前身とする場所だったと言われています。貞観18年(876年)、嵯峨天皇の孫にあたる恒寂入道親王を開山として寺院となり、「大覚寺」が誕生したそうです。

嵯峨天皇は、弘法大師空海と親交が深く、厚く信任していたことでも知られています。弘仁9年(818年)に大飢饉が起こった際には、国の安寧を願い、自ら般若心経を書写したと伝えられています。この心経は現在も「勅封心経」として大切に守り伝えられており、大覚寺は般若心経写経の根本道場としても広く知られています。

長い歴史の中で、大覚寺は度重なる火災や戦乱に見舞われてきたといいます。それでも法灯を絶やすことなく、信仰と文化を受け継いできた寺院です。特に鎌倉時代以降は皇室との結びつきが深まり、歴代の天皇や皇族が門跡、つまり住職を務めたことから、「旧嵯峨御所」とも呼ばれる格式高い寺院として発展していきました。

南北朝時代には、大覚寺は歴史の舞台にもなりました。皇室ゆかりの寺院として、日本の政治や文化にも深く関わってきた場所です。

また、大覚寺は「華の寺」としても知られています。境内の東側に広がる大沢池は、嵯峨天皇が造営した日本最古の庭池のひとつとされ、この地では古くから花を愛でる文化が育まれてきたと考えられています。その伝統は、現在の「いけばな嵯峨御流」へと受け継がれており、大覚寺はその総司所、いわば家元となっています。

1200年以上の歴史を持つ大覚寺は、皇室ゆかりの寺院として、また写経や華道の文化を今に伝える寺院として、多くの人々の祈りを受け止めてきました。嵯峨野の自然に抱かれながら、信仰と文化の深さを今に伝える、京都でも特別な趣を持つ寺院です。

ここから「大覚寺」の参拝リポートがスタート!

お堂エリアと大沢池エリアを巡る【大覚寺の見どころ】

今回の目的地は、京都・嵐山エリアにある古刹「大覚寺」。

大覚寺へはバスで向かい、最寄りのバス停で下車した。嵐山の中心部から少し離れた場所にあるため、周辺には観光地のにぎわいとはまた違った落ち着きがある。

大覚寺は、境内の見どころが大きく「お堂エリア」と「大沢池エリア」に分かれている。お堂エリアには、宸殿や正寝殿、五大堂など、旧嵯峨御所と呼ばれる格式を感じさせる建物が並ぶ。一方の大沢池エリアには、平安時代の面影を伝える広大な池と、その周辺の自然や史跡が広がっている。

参拝の流れとしては、大覚寺参拝口からお堂エリアを巡り、共通参拝口を通って大沢池エリアへ向かうのが分かりやすい。御所ゆかりの建物を拝観し、そのあと嵯峨野らしい水辺の景色へと足を延ばすことで、大覚寺の魅力をひと続きに味わうことができるだろう。

まずは「お堂エリア」を目指して、大覚寺参拝口へ向かうことにした。

【表門】旧嵯峨御所の入口にふさわしい落ち着いた門構え

大覚寺の参拝口に到着した。

まず目に入るのが、堂々とした表門。大覚寺は「旧嵯峨御所」とも呼ばれる門跡寺院だけに、入口からすでに一般的な寺院とは少し違う格式が感じられる。派手さはないが、落ち着いた佇まいの中に、皇室ゆかりの寺院らしい品格が漂っている。

【式台玄関】お堂エリアの拝観が始まる受付

表門をくぐり、式台玄関のある参拝口へ。ここで受付を済ませる。今回は、お堂エリアと大沢池エリアの両方を巡るため、それぞれ参拝料金を支払った。

大覚寺は、建物内部を順路に沿って巡っていく拝観スタイルだ。そのため、受付を済ませたら靴を脱いでお堂へ上がる。お堂エリアの奥から大沢池エリアへ進むこともできるため、池まで巡る人は、ここでビニール袋に靴を入れて持ち運ぶと良いだろう。

ただし、受付横で御朱印帳を預けた場合は、拝観後に受け取るため、結局この入口付近まで戻ってくることになる。大沢池へ向かう前に御朱印帳を受け取るなら、靴を長く持ち歩く必要はあまりないかもしれない。

御朱印は、この受付の近くでお願いできる。冒頭でも触れた通り、御朱印帳を預けて番号札を受け取り、先にお堂エリアを拝観してから、帰りに受け取る流れになっている。大沢池方面へそのまま進む場合は、受け取り忘れに注意したい。

なお、お堂内部は撮影禁止となっているため、ここからしばらく写真はない。写真に残せない分、建物の雰囲気や廊下を歩く感覚をじっくり味わいたいところだ。

お堂へ入ってすぐの場所には売店もあり、大覚寺のオリジナルグッズが多数並んでいた。参拝の記念になる品も多く、拝観前後に立ち寄ってみるのも楽しい。

【重要文化財・宸殿(しんでん)】御所ゆかりの格式を伝える大覚寺の中心的建物

順路に沿って進むと、大覚寺の中心的な建物である宸殿にたどり着く。

宸殿は、もともと皇室ゆかりの御殿として伝わる建物で、現在は国の重要文化財に指定されている。大覚寺が「旧嵯峨御所」と呼ばれる格式高い門跡寺院であることを、建物そのものから感じられる場所である。

落ち着いた空間が広がり、畳敷きの部屋や襖、欄間などに雅な趣が漂っている。寺院でありながら、どこか御所の建物を歩いているような感覚があり、一般的なお寺の本堂とはまた違った空気がある。

特に印象的なのは、内部に残る歴史的な襖絵。部屋ごとに趣の異なる絵が描かれており、建物の格式とともに、宮廷文化の華やかさを今に伝えている。撮影ができないため写真には残せないが、その分、目の前の空間をじっくり味わうことができた。

【村雨の廊下】雨と稲光になぞらえた優美な回廊

宸殿から御影堂へと進む途中にあるのが、「村雨の廊下」である。宸殿と御影堂を結ぶ回廊で、大覚寺を象徴する見どころのひとつ。まっすぐ伸びるのではなく、途中で折れ曲がりながら建物と建物をつないでおり、その姿に御所ゆかりの寺院らしい優美さが感じられる。

この廊下は、縦に並ぶ柱を雨に、折れ曲がる廊下を稲光になぞらえたことから「村雨の廊下」と呼ばれているそうだ。名前の響きも美しく、ただの通路ではなく、景色や音、建築の意匠を楽しむ場所として印象に残る。

床は鶯張りになっており、人が歩くと鳥のさえずりのような音が響く。実際に歩いてみると、足を進めるたびにかすかに音が鳴り、静かな堂内に独特の趣を添えていた。

【心経前殿 (御影堂)】弘法大師空海を祀る信仰の中心

村雨の廊下を進むと、心経前殿にたどり着く。

心経前殿は「御影堂」とも呼ばれ、真言宗の宗祖である弘法大師空海をお祀りするお堂である。大覚寺は、嵯峨天皇と弘法大師空海の深いつながりを今に伝える寺院でもあり、この御影堂は大覚寺の信仰を象徴する場所のひとつといえる。

現在の建物は、大正天皇の即位式で使用された饗宴殿を移築したものとされている。元々は宮中の儀式に関わる建物であったらしい。

今回は横から建物を眺める形になったが、落ち着いた佇まいの中にも、どこか堂々とした存在感がある。宸殿や村雨の廊下の雅な雰囲気とは少し趣が異なり、ここでは大覚寺が真言宗の大本山であることを改めて感じる。

嵯峨天皇が弘法大師空海を深く信仰し、自ら般若心経を書写したという由緒を思うと、心経前殿という名にも重みがある。

【勅使門】心経前殿から望む、格式ある門と石舞台

心経前殿から外を眺めると、正面に勅使門が見える。

勅使門とは、天皇の使いである勅使を迎えるための門であり、皇室ゆかりの寺院にふさわしい格式を感じさせる存在である。

心経前殿から見た景色で、手前にあるのは石舞台である。白砂の庭に石舞台が置かれ、その奥に勅使門が立つ眺めは、いかにも御所ゆかりの寺院らしい端正な雰囲気がある。建物の中を歩いてきたあとに、この景色がふっと開けると、堂内とはまた違う大覚寺の美しさが感じられる。

心経前殿から石舞台越しに望む勅使門の姿は、大覚寺のお堂エリアの中でも特に印象に残る景観だ。

【勅封心経殿】60年に一度開封される「勅封心経」を奉安するお堂

勅封心経殿は、嵯峨天皇が自ら書写したと伝わる「勅封心経」を奉安するお堂。大覚寺が「般若心経の寺」と呼ばれる理由にもなっている、大切な信仰の中心だ。

嵯峨天皇は弘仁9年(818年)、全国に疫病や飢饉が広がった際、弘法大師空海のすすめにより、国の安寧と人々の平穏を願って般若心経を書写したと伝えられている。その心経が「勅封心経」として、今も大覚寺に大切に守り伝えられている。

この勅封心経は、60年に一度だけ開封される非常に貴重なものとされている。普段は目にすることができないが、その存在を知ってこのお堂の前に立つと、大覚寺が長い年月にわたって祈りを受け継いできた寺院であることが実感できる。

【安井堂】花鳥図と雲龍図が彩る、東山ゆかりの御影堂

勅封心経殿の近くには、安井堂が建っている。現在の安井堂は、京都・東山の安井門跡蓮華光院にあった御影堂を、明治4年(1871年)に移したもの。大覚寺の境内にありながら、東山ゆかりの歴史を受け継いでいるお堂だ。

外観は落ち着いた佇まいだが、堂内には美しい装飾が施されている。天井には花鳥図が描かれており、上を見上げると、華やかで繊細な世界が広がっている。静かな堂内に、彩りのある絵が加わることで、どこか雅な雰囲気が漂っていた。

さらに奥の内々陣には、迫力ある雲龍図が描かれている。花鳥図の優美さとはまた違い、こちらは力強く、見る者を引き込むような存在感がある。大覚寺には御所ゆかりの上品な空気が流れているが、安井堂ではそこに仏堂らしい荘厳さや絵画の迫力が加わる。

お堂内部は撮影できないため、写真には残せない。それでも、天井の花鳥図や奥に描かれた雲龍図は、実際にその場で見上げるからこそ印象に残る見どころである。大覚寺のお堂エリアを巡る際には、ぜひ足を止めてじっくり眺めたい場所だ。

【五大堂】五大明王を祀る大覚寺の本堂

安井堂を過ぎて順路を進むと、大覚寺の本堂にあたる五大堂へ向かう。

五大堂は、その名の通り五大明王をお祀りするお堂。大覚寺の御朱印にも「五大明王」と書かれており、このお堂は大覚寺の信仰を語るうえで欠かせない場所だ。

嵯峨天皇の時代、弘法大師空海が国家安穏を祈願した由緒を伝えるお堂でもあり、大覚寺の信仰の原点ともいえる存在。お堂の中に入ると、格式ある門跡寺院としての雰囲気に加え、真言宗寺院らしい厳かな空気が感じられる。

また、大覚寺で写経ができるのもこの五大堂だ。大覚寺は「般若心経の寺」として知られ、写経の根本道場でもある。嵯峨天皇が国の安寧を願って般若心経を書写したという由緒を思うと、この場所で写経に向き合う時間も、特別な参拝体験になりそうだ。

五大堂の中にも授与所があり、ここでは特別御朱印や期間限定御朱印をいただける。通常の御朱印は参拝口付近でお願いできるが、大覚寺にはさまざまな御朱印が用意されているため、御朱印好きの方は、五大堂の授与所もぜひ確認していただきたい。

五大堂の外には、大沢池に張り出すように観月台が設けられている。ここから眺める大沢池の景色も、大覚寺ならではの見どころだ。

大沢池は、嵯峨天皇ゆかりの日本最古級の人工池とされる名勝だ。平安時代の貴族文化を今に伝える場所であり、四季折々の自然美とともに、嵯峨野らしい優雅な景観を楽しむことができる。

ここからは、いよいよ大沢池エリアへ進んでいく。外へ出るため、靴を履いて歩き始める。

日宝綜合製本の星柄の御朱印帳

大覚寺参拝におすすめの御朱印帳「飛龍青茶柄」

水を司る龍の意匠と、落ち着いた青色の表紙が印象的な、ちりめん御朱印帳「飛龍青茶柄」。大沢池の美しい水景を思わせ、大覚寺の雅な雰囲気にもよく合います。

大覚寺参拝のお供に、ぜひチェックしてみてください。

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【五社明神】大覚寺を守護する鎮守社

大沢池エリアへ進むと、五社明神が祀られている。

五社明神は、大覚寺の鎮守として信仰されてきた神社。寺院の境内に神社が祀られているところに、神仏習合の名残を感じる。大覚寺を護る神々への信仰を今に伝える、大切な場所だ。

この五社明神は、弘法大師空海が勧請したと伝えられている。大覚寺が真言宗大覚寺派の大本山であり、弘法大師との深いつながりを持つ寺院であることを思うと、この鎮守社にも特別な意味が感じられる。

祀られているのは、伊勢外宮の豊受皇大神、伊勢内宮の天照皇大神、八幡宮の應神天皇、春日宮の天津兒屋根命、そして住吉宮の底筒男命・表筒男命・中筒男命・神功皇后である。伊勢、八幡、春日、住吉という日本の信仰を代表する神々が一所に祀られており、大覚寺の格式と信仰の広がりを感じさせる。

お堂エリアでは、五大明王や弘法大師空海、勅封心経にまつわる祈りに触れてきたが、五社明神では寺院を守護する神々への信仰に出会うことができる。大覚寺の歴史が、仏教だけでなく神々への祈りとも重なりながら受け継がれてきたことを実感できる場所である。

【閼伽堂(あかどう)】弘法大師空海が掘ったと伝わる井戸を守るお堂

五社明神の近くには、閼伽堂がある。「閼伽」とは、仏様にお供えする清らかな水のこと。閼伽堂は、その水に関わるお堂であり、大覚寺の信仰を支えてきた大切な場所である。

ここには、約1200年前、嵯峨天皇の命によって弘法大師空海が建立した五覚院に供える水を得るため、弘法大師自らが掘ったと伝わる井戸が残されている。仏前に供える水をくむための井戸と聞くと、派手な見どころではないかもしれないが、大覚寺の長い信仰の歴史を足元から感じさせてくれる場所だ。

【大日堂】大日如来を祀る、洛東ゆかりのお堂

大沢池エリアを進んでいくと、大日堂が見えてくる。

大日堂は、大日如来をお祀りするお堂。大日如来は真言密教において中心となる仏様であり、宇宙そのものを象徴する存在とされている。真言宗大覚寺派の大本山である大覚寺にふさわしい、重要な祈りの場のひとつだ。

現在の建物は、もともと洛東にあった真性寺から移築されたものと伝えられている。大覚寺の境内には、長い歴史の中でさまざまな由緒を持つ建物が移され、守り伝えられているが、この大日堂もそのひとつである。

堂内には、江戸時代の石造大日如来坐像が安置されている。木造の仏像とはまた違い、石に刻まれた仏様には、静かでどっしりとした存在感がある。華やかな御殿建築や広々とした大沢池とは趣が異なり、ここでは落ち着いた信仰の空気を感じることができる。

【聖天堂】歓喜天と十一面観世音菩薩を祀る祈りの場

大日堂の近くには、聖天堂が建っている。

聖天堂は、歓喜天と十一面観世音菩薩をお祀りするお堂だ。歓喜天は、古くから商売繁盛や夫婦和合、良縁成就、諸願成就などの信仰を集めてきた仏様として知られている。人々の切実な願いを受け止める聖天信仰の場として、今も大切に祀られている。

また、十一面観世音菩薩は、あらゆる方向を見守り、人々の苦しみに寄り添う観音様と言われている。歓喜天とともに祀られていることで、このお堂には、暮らしの中の願いや悩みに寄り添うような、親しみ深い信仰の空気が感じられる。

【心経宝塔】大沢池のほとりに建つ朱塗りの宝塔

大沢池の北側に建つ、ひときわ目を引く朱塗りの建物が心経宝塔である。

大覚寺が「般若心経の寺」として信仰を集めてきたことを象徴する建造物のひとつで、池のほとりに立つ姿がとても印象的だ。周囲の緑や大沢池の水面の中に、朱色の宝塔が鮮やかに映え、境内の景観に美しい彩りを添えている。

大沢池のまわりを歩きながら眺める心経宝塔は、角度によって見え方が少しずつ変わる。池越しに見る姿も美しく、写真に収めたくなる場所だ。大覚寺の静かな水辺の風景の中で、ひときわ華やかに存在感を放つ見どころである。

【護摩堂】不動明王を祀る大沢池ほとりのお堂

大沢池のほとりには、護摩堂が佇んでいる。

護摩堂は、不動明王をお祀りするお堂。不動明王は、怒りの表情で人々の迷いや災いを断ち切り、正しい道へ導く仏様として信仰されてきた。

このお堂では、真言密教の伝統に基づく護摩祈祷が行われるという。護摩とは、火を焚いて祈りを捧げる密教の修法で、燃え上がる炎に願いを託し、心願成就や厄除け、諸願成就を祈るものだ。炎を前にして祈る護摩祈祷には、仏様の力で煩悩や災いを焼き尽くすような、力強い信仰の意味が込められている。

【石仏群】大沢池北岸の木立に佇む如来・菩薩像

大沢池の北岸を歩いていると、木立の中に石仏群が佇んでいる。

ここには、如来や菩薩の石仏が20体以上並んでいる。静かな木々の間にひっそりと祀られており、大沢池の開放的な景色とはまた違った、落ち着いた雰囲気が漂っている。石仏の中には、平安時代後期の作と伝わるものもあるそうだ。

【天神社】菅原道真公を祀る、天神島の社

大沢池の周辺を歩いていると、天神社にたどり着く。

天神社は、学問の神様として知られる菅原道真公をお祀りする社。道真公は、大覚寺の創建にも深く関わったと伝えられており、この寺とは特別なゆかりを持つ人物でもある。

境内には天神社の御神木もあり、静かな池のほとりに神聖な雰囲気を添えている。大覚寺は真言宗の寺院でありながら、五社明神や天神社など、神々を祀る場所も点在している。寺院と神社の信仰が自然に重なり合っているところに、長い歴史を持つ古刹らしさを感じる。

このあたりは「天神島」と呼ばれる場所である。大沢池に浮かぶように設けられた島のひとつで、歩いていると池の景色がぐっと近くに感じられる。

天神島から大沢池を挟んで眺めると、本堂である五大堂の姿がよく見える。水面越しに見るお堂の佇まいはとても美しく、建物の中を巡っていたときとはまた違った大覚寺の表情を楽しむことができる。

さらに奥へと進む。

【名古曽の滝跡】平安の庭園文化を伝える歌枕の名所

大沢池の周辺を歩いていると、「名古曽の滝跡」にたどり着く。離宮嵯峨院時代の庭園に設けられていた人工の滝で、現在は滝そのものは失われているが石組みが残されており、往時の庭園の姿をしのぶことができる。

この滝は、平安時代から和歌にも詠まれ、藤原公任の歌でも知られている。水の流れや滝音、池へ注ぐ景色が、当時の人々の心に深く残っていたことがうかがえる。今は水が流れていないものの、石組みの前に立つと、かつてここに滝があり、大沢池の景色に動きと音を添えていた様子が想像できる。

ここが大沢池エリアの最奥。大沢池のほとりまで戻る。

【菊ヶ島・庭湖石】いけばな発祥の伝承を伝える大沢池の景観

大沢池のほとりをさらに歩いていくと、池に浮かぶ菊ヶ島と、その近くに配された庭湖石が見えてくる。

菊ヶ島は、大沢池に浮かぶ小島である。大覚寺が「華の寺」と呼ばれる由縁にも関わる、いけばな発祥の伝承が残る場所として知られている。

平安時代初期、嵯峨天皇がこの島に咲く菊を手折り、花瓶に生けられたことが「いけばな嵯峨御流」の始まりと伝えられている。大覚寺が現在もいけばな嵯峨御流の総司所であることを思うと、この菊ヶ島は単なる池の中の島ではなく、花を愛でる文化の原点を伝える場所でもある。

その菊ヶ島と対をなすように配置されているのが庭湖石だ。写真でいうと右側に見える石で、天神島、菊ヶ島とともに大沢池の景観を形づくっている。これらを合わせた「二島一石」の風景は、「景色いけ」として伝えられている。

池沿いを歩いていると、大沢池の大きさにあらためて驚かされる。人工の池とは思えないほど広く、視界いっぱいに水辺の風景が広がる。平安時代の人々がここで月を眺め、舟を浮かべ、四季の花や風景を楽しんだことを思うと、この池そのものが大覚寺の歴史を語っているように感じる。

このあたりは木陰も多く、散歩気分で心地よく歩くことができる。お堂エリアの格式ある空間とは違い、大沢池エリアでは風や水面、木々の陰を感じながら、ゆっくりと時間を過ごせるのがいい。

池を一周する形で、南側まで戻ってきた。大沢池の美しい景観は、大覚寺が受け継いできた華道と庭園文化を静かに伝える名勝地だった。

【望雲亭】大沢池のほとりに建つ風雅な茶室

大沢池のほとりには、池の景色と調和するように佇む茶室「望雲亭」が建っている。。大沢池の水辺を歩いていると、木々や池の風景の中に自然に溶け込むように建っており、華やかさというよりも、静かな風雅を感じさせる建物だ。

「望雲亭」という名は、嵯峨天皇が弘法大師空海に贈った詩に由来するとされている。大覚寺は、嵯峨天皇と弘法大師空海の深いつながりを今に伝える寺院であり、この茶室の名にも、そのゆかりが息づいている。

現在の建物は、昭和50年に再建されたものだという。古建築そのものではないが、大沢池の景観に寄り添うような佇まいには、嵯峨野らしい落ち着きが感じられる。

【大沢門】大沢池エリアを抜けて参拝を終える

大沢池を一周するように歩き、最後は大沢門へ向かう。

大沢門は、大沢池エリアの参拝口にあたる場所。今回はお堂エリアから拝観を始め、五大堂を経て大沢池エリアへ進み、池の周囲を巡って、この門から退出する流れとなった。

大覚寺は見どころが本当に多い。宸殿や村雨の廊下、心経前殿、五大堂といった格式あるお堂エリアに加え、大沢池の周囲には、五社明神、閼伽堂、心経宝塔、名古曽の滝跡、菊ヶ島、望雲亭など、歴史や信仰、庭園文化を感じられる場所が点在している。

お堂エリアから大沢池エリアまでひと通り見てまわると、駆け足でも1時間半ほどかかった。本来なら、もっと時間に余裕を持って、建物の細部や大沢池の景色をゆっくり味わうべき場所だと思う。

今回は少し急ぎ足になってしまったのが残念だった。それでも、旧嵯峨御所と呼ばれる格式、般若心経の寺としての信仰、そして大沢池に広がる平安の庭園文化まで、大覚寺の魅力をしっかり感じることができた。

次に訪れる時は、もう少し時間を取って、大沢池のほとりでゆっくり過ごしてみたい。

【大覚寺にぴったりの御朱印帳】

今回の大覚寺の参拝リポートはいかがだったでしょうか。

大覚寺への参拝には、「飛龍青茶柄」の御朱印帳がおすすめです。

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ステキな御朱印帳を片手に、楽しい御朱印集めに出かけましょう!

神社やお寺に行くたびに、その雰囲気や歴史に触れるのってワクワクしませんか?そんな旅の思い出をカタチに残せるのが御朱印です!力強い筆文字や、神社ごとに異なる印影など、御朱印の1つ1つには訪れた場所の個性やストーリーがギュッと詰め込まれています。そして、御朱印帳をパラっと開けば、訪れた際の風景や空気感が一瞬で蘇ります!

御朱印はただの記念スタンプではありません。その神社やお寺とのご縁を結ぶ大切な証。そして何より、御朱印は集める楽しさがどんどん増していくアイテムです!さらに、自分がお気に入りのデザインの御朱印帳を選べば、気分もよりアップすること間違いなし♪ 1冊、また1冊と増えていくたびに、自分だけのコレクションが増えていくのも嬉しいポイントです!

せっかく神社やお寺を巡るなら、お気に入りの御朱印帳を片手に、楽しく御朱印集めを始めてみませんか?

これから御朱印集めを始める方にぜひお勧めしたい「初めての御朱印帳」はこちらからチェック!

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さらに!さらに!!

日宝では、神社仏閣様やデザイン会社様など向けに、オリジナル御朱印帳の製作サービスを承っております!デザインのご要望はもちろん、表紙素材や製本仕様に至るまで、製本会社ならではの知識とクオリティでご提案いたします。

「こんな御朱印帳を作ってみたい」「まだイメージが固まっていないけれど相談してみたい」
そんな段階でも構いません。どんなご希望でも丁寧にヒアリングし、企画から製作まで一緒に形にしてまいります。

まずはお気軽にお問い合わせください。
詳しくは下記のページをクリック♫

オリジナル御朱印帳製作ページ >

日宝綜合製本株式会社

岡山県岡山市中区今在家197-1(各所在地を見る)

TEL:086-275-7863

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