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【鳥取城跡】の御城印を紹介!唯一無二の石垣や天球丸など見所満載!

TOP / ブログ / 【鳥取城跡】の御城印を紹介!唯一無二の石垣や天球丸など見所満載!

2026年1月26日

こんにちは!

全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!

御朱印帳づくりに携わる者として、参拝の楽しみや寺社の魅力を少しでも深くお届けできればと思っています。

今回足を運んだのは、鳥取県にある「鳥取城跡」。山城と平城の要素を併せ持ち、「城郭の博物館」とも称される、日本史の重なりを色濃く残す城跡です。豊臣秀吉による「兵糧攻め」の舞台として知られ、戦国史に名を刻む存在でもあります。現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で描かれる可能性もあり、今後さらに注目を集めそうな場所でもあります。

さらに鳥取城跡には、全国的にも珍しい構造を持つ石垣が残されているのだとか。実際に歩いてみると、その意味が少しずつ見えてきました。

この記事では、鳥取城跡の見どころを中心に、実際に歩いて感じた魅力や印象を交えながらご紹介していきます。どうぞ最後まで、ゆっくりとお楽しみください。

鳥取城跡は、鳥取市中心部にそびえる久松山一帯を城域とした、全国でも屈指の規模を誇る山城です。山上ノ丸と山下ノ丸からなる立体的な構造を持ち、戦国時代から江戸時代にかけて因幡国の要として重要な役割を果たしてきました。特に、豊臣秀吉による「鳥取城の兵糧攻め」は、日本史の中でもよく知られるエピソードのひとつです。

そんな鳥取城跡を訪れるにあたり、ぜひお供にしたいのが、こちらの御城印帳です。

鳥取城跡に持参したい御城印帳

家紋柄御城印帳

鳥取城は、戦国期には山名氏や吉川氏、織田・豊臣政権の影響下に置かれ、江戸時代には池田氏が城主を務めた城です。時代ごとに異なる権力者がこの地を治めてきた背景を思うと、「家紋」というモチーフは、鳥取城跡ととても相性が良いと言えます。

表紙いっぱいに家紋を散りばめたこの御城印帳は、重厚感のあるデザインが魅力。武家文化を象徴する家紋が並ぶ姿は、日本の城の歴史を一冊に閉じ込めたかのような雰囲気です。鳥取城跡の御城印はもちろん、これから各地を巡って集めていく御城印を収めていくのにも向いています。

落ち着いた色合いの中で家紋が静かに主張し、久松山を歩く山城の空気にもよく馴染みます。製本もしっかりしていてページの開きがよく、御城印をきれいに保管できる点も心強いポイントです。山上ノ丸から城下を見下ろし、かつて因幡を治めた武将たちの視線を想像しながら一枚を収める。その所作ごと、旅の記憶として残るでしょう。

鳥取城跡めぐりのお供として、そしてこれから続く城巡りの相棒としてもおすすめできる御城印帳です。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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それでは、鳥取城跡の魅力を一緒に巡っていきましょう!どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください!

目次
  1. 鳥取城跡のアクセスと基本情報
  2. 鳥取城跡について
  3. 世にも珍しい丸い石垣がある!【鳥取城跡】の見どころ
  4. 池田家・因幡武田家の家紋が並ぶ!鳥取城跡の御城印
  5. 家紋デザインが城跡散策に映える!鳥取城跡にぴったりの御城印帳

鳥取城跡のアクセスと基本情報

【鳥取城跡の所在地】

〒 680-0011 鳥取県鳥取市東町2丁目

GoogleMap >

【鳥取城跡の電話番号】

0857-26-0756 

(鳥取市観光コンベンション協会)

【鳥取城跡へのアクセス】

●車
・鳥取自動車道・鳥取ICから車で約15分
・JR鳥取駅から車で約10分

●バス
・JR鳥取駅から「100円循環バスくる梨」(緑コース)で約8分、「仁風閣・県立博物館」または「市立武道館」下車すぐ
・JR鳥取駅から「ループ麒麟獅子バス」で約9分、「鳥取城跡」下車徒歩約5分(土日祝のみ)

【鳥取城跡の駐車場】

なし。周辺駐車場をご利用ください。

鳥取城跡について

鳥取城は久松山(きゅうしょうざん)を中心とする山城と、麓の平地に広がる平山城を組み合わせた、全国的にも珍しい構造を持つ城です。

最初は山名氏によって築かれ、その重臣である武田高信が守備していました。その後、因幡国(現在の鳥取県東部)の支配をめぐって争いが続きます。特に有名なのが、天正9年(1581年)の「鳥取城の戦い(鳥取城兵糧攻め)」です。

天下統一を目指す織田信長は、羽柴(後の豊臣)秀吉を総大将とし、二度にわたって毛利方の最前線であった鳥取城を攻めました。籠城した吉川経家に対して秀吉は力攻めをせず、周囲を完全に包囲して兵糧を断つ作戦を実行しました。城内では深刻な飢餓が起き、最終的に吉川経家は城兵と領民を救うため自害し開城。この戦いは鳥取の「渇(かつ)え殺し」と呼ばれ、秀吉の知略を象徴する戦として知られています。

関ヶ原の戦い後は、池田氏が国内12番目の石高を誇った鳥取藩三十二万石を治め、鳥取城は藩の中心として整備されました。その歴史の長さから、中世から近世に至る多様な城の姿を残し、日本城郭の歴史を物語る「城郭の博物館」と呼ばれています。

現在、天守や御殿などの建物は残っていませんが、復元された建造物や全国有数の珍しい石垣など、見どころは豊富にあります。また、城跡一帯は久松公園として整備され、春は桜の名所としても有名です。

世にも珍しい丸い石垣がある!【鳥取城跡】の見どころ

カニのおいしい季節ということで、山陰地方・鳥取へと足を延ばした。せっかくの機会なので「鳥取城跡」を訪れることに。

最寄りのバス停は2つある。1つは「ループ麒麟獅子」というバスのバス停「鳥取城跡」。ループ麒麟獅子は鳥取市内人気観光スポットを巡る観光周遊バスだ。一日700円で乗り放題。鳥取駅バスロータリーの販売所で買うことができる。1回乗れば400円なので、2回乗れば元はとれる。これは観光地に停まってくれるので観光者向けのバスだ。

もう1つは「くる梨(くるり)緑コース」の「仁風閣・県立博物館」のバス停だ。くる梨は、市内循環バスで、1回100円で乗ることができる。小さめのバスで、ICOCAも使うことができる。市民の足になっていることが想像できる。

今回はループ麒麟獅子で「鳥取城跡」のバス停で降りた。

【久松公園(きゅうしょうこうえん)】城跡と四季の風景が溶け合う憩いの空間

鳥取城跡は久松山の麓に位置し、現在は「久松公園」として整備されている。城跡を中心に造園された園内には芝生が広がり、歴史の舞台であった場所とは思えないほど、穏やかな空気が流れている。

案内板を見ると、園内には仁風閣や県立博物館などの文化施設も点在しており、歴史と文化を一度に味わえる環境が整っている。

春にはソメイヨシノを中心に、約400本前後の桜が咲き誇り、県内有数の桜の名所として知られている。公園入口には、鳥取地方気象台が開花宣言の基準とする標準木があり、毎年春の訪れを告げる象徴的な存在となっているそうだ。

また、秋には久松山一帯が紅葉に包まれ、石垣と色づいた木々が織りなす景観は見応え十分。「鳥取三十二万石お城まつり」も毎年開催され、久松公園一帯がにぎわいを見せるそうだ。

「宝珠橋」を渡る。お堀の石垣がきれいだ。

水掘には白鳥が泳いでいる光景も見られるといい、その背後に幾重にも重なる石垣が連なる光景は、鳥取城ならではの印象的な景観として知られている。

宝珠橋を渡ると、かつてその上に「北ノ御門」が載っていたと思われる一対の石垣がある。

【鳥取県立博物館】鳥取の歴史・文化・自然を一度に学べる施設

北ノ御門跡の左手に建つのが、「鳥取県立博物館」だ。

館内では、鳥取藩政に関する資料をはじめ、鳥取県と深い関わりをもつ考古・民俗資料が体系的に展示されている。また、前田寛治をはじめとする郷土ゆかりの画家の作品や、美術に関する資料、さらには地学・自然科学分野の展示も充実しており、幅広いテーマを常設展示で楽しむことができるそうだ。加えて、年に数回開催される企画展では、その時々のテーマに沿った展示が行われ、訪れるたびに新たな発見があるという。

山陰地方の生物や地形、考古学を扱う展示を通して、地域の自然と歴史を立体的に学べる点も大きな魅力。文化財の保存や公開にも力を入れており、鳥取という土地の成り立ちや暮らしの歩みを、見て・知って・体験しながら理解できる施設だ。

【仁風閣】城下に息づく明治の迎賓空間

博物館の右手に佇む「仁風閣」は、明治40年、皇太子(のちの大正天皇)の行啓に際し、宿泊施設として建てられた本格的な洋風建築である。ルネサンス様式を基調とした端正な外観は、久松山の緑と調和し、城下町に近代の息吹をもたらした建物として知られている。
「仁風閣」という名は、この行啓に随行した元海軍大将・東郷平八郎によって命名されたもので、「仁の風が吹く場所」という意味が込められているという。

館内の1階には、鳥取藩や池田家に関する資料が展示され、近代へと移り変わる鳥取の歴史を伝えてきた。また、2012年公開の映画「るろうに剣心」のロケ地としても使用され、撮影当時の様子を紹介する写真展示が行われていたことでも話題となった。

現在、仁風閣は大規模な保存・改修工事のため休館中。令和5年末からおよそ6年間の休館が予定されており、再開は令和12年ごろとされている。

池田家・因幡武田家の家紋が並ぶ!鳥取城跡の御城印

鳥取城跡の御城印は、仁風閣前庭内にある「鳥取城跡・仁風閣 展示館」で販売されている。

御城印は因州和紙(鳥取県東部の伝統的な和紙)を使用しているそう。「鳥取城」「太閤ヶ糸(たいこうがなる)」「武将合戦印」の3種類があり、それぞれ300円。今回は最もスタンダードな「鳥取城」の御城印をいただく。

日付は自分でスタンプを押すようになっている。

「鳥」の字が羽を広げている鳥のデザインだ。右の家紋は池田家、左の家紋は因幡武田家のもの。

【西坂下御門】城下と山城をつなぐ高麗門

御城印をいただき、いよいよ鳥取城跡を登っていく。城代屋敷跡の脇から石段を上がり、右へ折れた先に姿を現す「西坂下御門(中仕切門)」から入る。

この門は、かつて城下から久松山の城域へと入る要所に設けられたもので、城内への出入りを厳しく管理する役割を担っていたという。1975年(昭和50年)に強風によって一度倒壊したが、その後、史料をもとに丁寧な復元が行われ、現在の姿がよみがえっている。鳥取市指定保護文化財となっている。

屋根は切妻造りの桟瓦葺きで、両側を石垣に挟まれた引き締まった佇まいが印象的だ。門の脇には小さな板塀が設けられ、防御性と実用性を兼ね備えた構造となっている。門扉には大きな八双金具が取り付けられ、重厚な存在感を放つ。また、片側には潜り戸が設けられており、警備と通行を両立させる工夫も見て取れる。

派手さはないが、城の出入口としての機能美が凝縮された門であり、鳥取城が山城として築かれた理由と、その防御意識の高さを静かに物語る遺構である。

門をくぐり歩を進める。無骨で粗く積まれた石垣もまた美しい。

【山下(さんげ)ノ丸】久松山麓に広がる城下防衛の要所

現在、久松公園として整備されている一帯は、かつて鳥取城の「山下ノ丸」と呼ばれたエリアである。久松山の麓に位置し、城下と山城をつなぐ重要な曲輪として機能していた場所だ。

この山下ノ丸のさらに上、久松山の山頂部には「山上ノ丸」があり、そこが鳥取城の本丸跡にあたる。山上ノ丸へは山道をおよそ40分ほど登る必要があり、本格的な山城歩きとなる。本丸にはかつて天守が築かれていたが、1692年(元禄5年)に落雷で焼失し、その後再建されることはなかった。

鳥取城は戦国時代、因幡・但馬をめぐる山名氏一族の内紛に始まり、やがて毛利氏と羽柴秀吉による激しい争奪戦の舞台となった。なかでも広く知られているのが、秀吉による兵糧攻めである。圧倒的な兵力で城を完全に包囲し、補給路を断つという戦法により、城内は極限状態に追い込まれた。この出来事は後に「鳥取城の渇え殺し」と呼ばれるほど、凄惨な攻城戦として語り継がれている。

関ヶ原の戦い以降、鳥取城は池田氏の居城となり、以後12代にわたって藩主家として存続した。戦乱の城から、安定した藩政の拠点へと役割を変えていったのである。

山上ノ丸に登るには、トレッキングの服装など登山に近い装備が望ましい。今回は時間がないので山下ノ丸までの散策にとどめることにする。

【三階櫓(やぐら)跡】天守に代わり城を象徴した場所

二ノ丸に足を運ぶと、まず目を引くのが「三階櫓跡」の石垣である。鋭角に積まれた石垣の切れ味は実に見事で、城郭としての緊張感を今に伝えている。三階櫓の石垣の鋭角の具合がいい。

鳥取城の二ノ丸は、姫路城大天守を築いた職人たちが関わったと考えられており、「姫路城の弟城(おとうとじろ)」とも称されるほど完成度の高い曲輪だったという。

姫路城主であった池田輝政の孫にあたる池田光政が、姫路から鳥取へ入封した際に山麓の二ノ丸を本格的に整備したと言われている。祖父が姫路城築城を成し遂げた名城主であったことから、その技術と人材が鳥取城にも持ち込まれた可能性は高い。

この日は、二ノ丸一帯で紅葉したモミジも美しく、石垣の硬質な表情と秋の彩りが印象的な対比を生んでいた。

三階櫓跡に上がってみると、視界が一気に開け、鳥取市街を一望できる。かつてここにそびえていた三階櫓は、山頂にあった天守が落雷で焼失した後、実質的に天守の役割を担う存在となったそうだ。

現在、三階櫓は建物としては残っていない。あくまで櫓跡として、その名と場所が伝えられているにすぎない。しかし、石垣の構えや立地、そしてここから望む眺望に立つと、三階櫓が担っていた存在感の大きさは十分に感じ取れる。失われた建物でありながら、鳥取城の記憶を語る重要な場所であることに変わりはない。

【菱櫓(ひしやぐら)跡】異形の石垣が語る鳥取城の個性

二ノ丸の南東端に位置するのが「菱櫓跡」だ。ここにはかつて、鳥取城を代表する櫓のひとつ「菱櫓」が建っていたと言われている。

菱櫓最大の特徴は、その名の通り「菱形」にある。石垣の角は一般的な直角ではなく、意図的に菱形に積まれており、その上に建てられていた二層の櫓もまた、菱形の平面を持っていたという。城郭建築の中でも非常に珍しい構造であり、鳥取城ならではの個性を感じさせる遺構だ。

菱櫓も建物としては残っていない。しかし、菱形に積まれた石垣や土台部分が今も確認でき、その独特な構えから往時の姿を想像することができる。

二ノ丸の左右に配置された三階櫓と菱櫓。この対比によって、鳥取城は明治維新まで堂々たる風格を保ち続けていたと伝えられている。山上ノ丸の天守を失った後も、山麓の二ノ丸に築かれたこれらの櫓群が、城の威容を象徴していたのである。

鳥取城跡のお供におすすめ!家紋柄御城印帳

山城と平山城が重なり合う鳥取城跡の歴史と風格に調和する、武将家紋をあしらった御城印帳。落ち着いた佇まいのデザインが史跡散策の気分を高め、訪れた記憶と御城印を美しく残してくれる一冊です。

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【表御門跡】城下と城をつないだ正面玄関

二ノ丸を歩いていくと、城下町側へと開けた場所に「表御門跡」が現れる。ここは鳥取城における正面の出入口にあたる重要な地点で、城と城下町を結ぶ玄関口の役割を担っていた。

現在、門そのものは残っていないが、周囲には石垣や地形の名残があり、かつてここに大きな城門が構えられていたことを想像するのは難しくない。城下から登ってきた人々や物資は、この表御門を通って城内へと入っていったのだろう。

表御門は、防御だけでなく格式を示す場でもあったという。城主の出入りや公式な行事の際には、この門が使われ、鳥取城の「顔」としての役割を果たしていたと考えられている。山城でありながら、城下町との関係を強く意識した構えが、鳥取城の特徴の一つでもある。

門跡に立って振り返ると、久松山の斜面と二ノ丸の曲輪が自然に視界に入る。ここから城内へと続く動線は、実用性と防御性を兼ね備えた設計であったことがよく分かる。派手さはないが、城の機能を支えた重要な場所である。

【天球丸跡】城山麓で最も高い静かな居所

次に向かったのが「天球丸跡」だ。天球丸は、鳥取城の山麓部において最も高い位置にあたる敷地で、標高はおよそ51m。山城と平城の要素を併せ持つ鳥取城の中でも、少し独立した雰囲気を持つ場所だ。

この天球丸という名は、関ヶ原の戦いの後に鳥取城主となった池田長吉の姉・天球院が居所としていたという伝承に由来する。城主一族の女性が暮らしていたとされる場所だけに、軍事色の強い曲輪とは異なり、どこか穏やかな印象を受ける。

現在、建物は残っていない。天球院の居所も、享保5年(1720)の大火によって焼失したと伝えられている。しかし、敷地に立つと、周囲より一段高い場所に設けられていることがよく分かり、城内における特別な区画であったことが感じ取れる。

城郭の一部でありながら、政や戦の場とは少し距離を置いた空間。天球丸跡は、鳥取城が単なる軍事施設ではなく、生活の場でもあったことを静かに伝えていた。

【巻石垣】全国唯一の球面石垣

天球丸跡の下に目を向けると、思わず足を止めてしまう石垣があった。角を持たず、丸くふくらむように築かれた、不思議な形の石垣だ。これが「巻石垣」と呼ばれるものだ。

城郭の石垣といえば、直線や角を意識した構造が一般的だが、この巻石垣はまるで球体の一部を切り取ったような形をしている。

これは珍しい。丸い石垣なんて見たことがない。

この巻石垣は、天球丸背後の石垣が外側へふくらみ、崩落の危険が出てきたため、その補強として文化4年(1807)頃に築き足されたものとされている。江戸時代、球面状の石積みは河川の護岸や堤防、港の突堤などで用いられていた技術であり、その工法が城郭の補強に応用されたのではないかと考えられている。

同様に補強目的で築き足された石垣は各地に例があるものの、鳥取城跡のように角を持たない球面状の石垣は確認例がなく、城郭に用いられたものとしては全国唯一とされる。現在目にする巻石垣は、平成24年(2012)に復元されたもの。

なお、この丸い石垣そのものを「天球丸」と誤解されることも多いが、「天球丸」とはあくまで背後の石垣で区画された敷地の名称であり、巻石垣はその補強構造である。

実際に下から見上げると、石垣が静かにせり出すような独特の迫力がある。派手な装飾はないが、実用のために生まれたこの形こそ、鳥取城跡の大きな見どころのひとつだと感じた。

【三の丸跡】

三の丸跡に降りる。三の丸は現在、鳥取県立鳥取西高校の敷地になっている。

城郭のなかに高校があるなんて驚きだ。鳥取の歴史ある地で、高校生活を送れるとはなんと幸せなことだろう。卒業してもここで学んだことを誇りに思うことに違いない。

【中ノ御門】鳥取城の正面玄関を今に伝える門

三の丸からさらに下へ進むと、「中ノ御門」が姿を現す。ここは鳥取城の大手門にあたる場所で、かつて城の正面玄関として藩の威厳を示してきた重要な門である。

中ノ御門の表門は、元和7年(1621)に藩主・池田光政によって創建されたとされる。享保5年(1720)の大火で一度焼失するが、同年中に再建され、その後も長く鳥取城の顔として機能していたという。しかし、明治期に入ると城の役割は終わりを迎え、明治8年(1875)に解体されている。

現在の中ノ御門は、令和元年(2019)からの復元工事を経て、令和3年(2021)春に完成したもの。発掘調査の成果と伝統技術をもとに、江戸時代末期の姿が忠実に再現されているそうだ。枡形虎口いっぱいに構えられた高麗門と、左右に立ち上がる土塀が一体となった構えは、城の正面にふさわしい風格を感じさせる。

屋根には出土瓦を参考に復元された「葵紋瓦」が並び、往時の鳥取藩の力を静かに物語っている。

【擬宝珠橋(ぎぼしばし)】城の正面を飾った大手橋

中ノ御門の前の堀に架かるのが「擬宝珠橋」だ。欄干の親柱の先端に擬宝珠が据えられていたことから、この名で呼ばれてきたと考えられ、鳥取城の大手門に通じる橋として、城の正面を構成する重要な存在だったとされる。

擬宝珠橋は元和7年(1621)に創建され、その後も時代に応じて架け替えや修繕が重ねられてきたという。明治元年(1868)の架け替えを最後に、明治30年(1897)ごろに取り壊され、長らく姿を消していたそうだ。

現在の橋は、平成25年(2013)から令和元年(2019)にかけて行われた復元事業によるものだ。発掘調査や江戸時代の絵図、明治期の古写真をもとに設計され、全長約37m、幅約5mの歩行者専用木橋としてよみがえった。緩やかな曲線を描く姿は、かんな削りなどの伝統技術によって再現されており、堀底に残る江戸期の橋脚遺構も保全されているという。

【鳥取砂丘・砂の美術館】鳥取観光を満喫!

鳥取城跡をじっくり歩いた後は、鳥取観光へ向かった。やはり外せないのが、鳥取を代表する名所「鳥取砂丘」と「砂の美術館」である。

広大な鳥取砂丘に立つと、先ほどまで歩いていた城山の緑とはまったく異なる景色が広がる。風と時間がつくり出す砂の起伏は、自然そのものが描いた彫刻のようで、ただ歩いているだけでも心が解放されていく。遠くに見える日本海の青と砂の淡い色合いの対比も印象的だ。

砂丘のすぐ近くにある砂の美術館では、砂と水だけで造られたとは思えないほど精緻な砂像が並び、職人技の迫力に圧倒された。所要時間は約30〜40分ほどで、毎回テーマが変わる展示は、訪れるたびに内容が一新されており、何度訪れても新鮮に思えるのではないだろうか。

《砂の美術館の基本情報》

【砂の美術館の所在地】

〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17

GoogleMap >

【砂の美術館の電話番号】

0857-20-2231

【砂の美術館の基本情報】

●開館時間 9時~18時(最終入館17時30分)
●観覧料 一般800円

※現在、次回の砂像制作ならびに館内整備のため、2026年4月23日まで休館しています。

旅の締めくくりは、やはり食。旬のカニは身が詰まり甘みも格別で、歩き回った体にしみわたる極上の美味しさだった。

家紋デザインが城跡散策に映える!鳥取城跡にぴったりの御城印帳

今回の鳥取城跡リポートはいかがだったでしょうか。
久松山の麓から山上へと広がる壮大な縄張り、山城と平城が一体となった独特の構造、そして兵糧攻めという歴史の転換点など、鳥取城跡は歩くほどに日本の城郭史の奥深さを実感できる場所でした。

そんな鳥取城跡の散策のお供としておすすめしたいのが、「家紋柄御城印帳」です。

鳥取城は、戦国期の山名氏に始まり、織田・豊臣政権下を経て、江戸時代には池田氏が12代にわたり城主を務めた城。時代ごとに異なる権力と思想が重なり合い、その痕跡が城跡の随所に刻まれています。そうした背景を持つ鳥取城跡だからこそ、武家文化の象徴である「家紋」をモチーフにした御城印帳は、非常によく似合います。

表紙いっぱいに配された家紋文様は、落ち着いた中にも歴史の重みを感じさせるデザイン。石垣や門跡を巡る城跡歩きの雰囲気ともよく調和し、久松山を登りながら手にする一冊として違和感がありません。

また、御城印を折らず・傷つけずに保管できるポケット仕様も魅力。鳥取城跡の御城印はもちろん、これから巡る各地の城の記録を大切に残していくことができます。城巡りを続けるうえで、頼もしい相棒となってくれるでしょう。

カラーは黒・赤・茶・紫の4種類。鳥取城跡の雰囲気や好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

この家紋柄御城印帳は、Amazon・楽天市場で販売中です。鳥取城跡を訪れる予定のある方はもちろん、山城や城跡巡りが好きな方は、ぜひチェックしてみてください!

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